伊東豊雄 子ども建築塾

伊東豊雄 子ども建築塾


「食と建築土木」に引き続いてLIXIL出版の高田知永さんと作った本。「食と建築土木」ほどではないですが、この本も時間をかけて作らせてもらいました。取材に立ち会っていたので関わってから発売まで1年ちょい。その間、中だるみすることもなく練り上げていけたので、なかなか特殊で面白い本になったと思います。

ひとつ絶対に守ろうと肝に命じていたのは、本の主役は「子ども」ということ。大人目線、上から目線、〜してあげている、みたいなの絶対NG。それが最初から根幹にあって、それでこの本のデザインはたぶん全部語れる。
ビジュアルブックみたいにしたくなかったし、みんなの話にしたかったから四六判。四六判と言い始めたときは直感だった。いつもそんな感じで、直感って理由を言葉にする前に答えに辿り着いてて、馬鹿にできない。で、上製本にしたのだって、建築を学んでいる子どもたちの本が並製本だったら、あの子たちはきっと違和感を持つと思ったから。これは子どもの直感。子どもの直感、キレキレだから気をつけないと。そんな感じで他のところもデザインしてます。
装幀画はモンドくんにお願いしました。モンドくんはパルコ出版から「モンドくん」という作品集を出していて、そのつながりでアンソロジーシリーズの購入特典を描いてくれたりして(僕は何もしてなくて、いつの間にかできていた)、いずれお仕事をお願いしたいなぁと思ってました。この本の装幀画をモンドくんに描いてもらえて本当に嬉しかった。タイトル文字は自分です。カバーの印刷は2色しか使ってません。2色しか使ってないけど細かいことは色々やってます。細かいことなので書きません。カバー2色刷なのに本表紙と見返しが4色刷とか、申し訳ない気持ちで一杯ですが、そんな仕様を許していただいてありがとうございます。

著 者:伊東豊雄、村松伸、太田浩史、田口純子

イラスト:奥村門土(モンドくん)
写 真:石川タクヤ 他
編 集:高田知永
編集協力:長島明夫
発行所:LIXIL出版

2014年/四六判/上製

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